豊田自動織機

由良祥一 今季振り返り インタビュー

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――今季を振り返って、どのようなシーズンでしたか?

まず、応援してくれたファンや会社の方たちのお陰で長いシーズンを戦い抜くことができました。結果としては、悔しいシーズンになりました。ディビジョン2に昇格して、1年でディビジョン1に上がることを目標にしていましたが、自分たちの力を発揮することができなくて悔しいです。

――個人のパフォーマンスを振り返ってはいかがですか?

ダメなところがいっぱいあったわけではありません。ただ、試合に負けているので、手ごたえを得られたプレーも今は思い出せないです。個人としては8試合に出場して、成長できたシーズンだとは思います。ディフェンスのスキルや組織としての守り方などを考えながらプレーできました。今までは一生懸命にやっていただけだったので、考えながらプレーできたのは成長した部分です。

――印象に残っている試合はありますか?

両足がつった釜石シーウェイブスRFC戦(レギュラーシーズン第4節)です(笑)。両足ともつったのは初めての経験でした。また、技術的なところで印象に残っているのが順位決定戦の三重ホンダヒート戦です。あのときはタックル回数が多くて、成功率も高いデータが出たので、そういう部分では印象に残っています。

――大雨の中、フィジカル勝負で互角以上に戦えていました。

あの試合に限らず、取り切りたいところでミスをしたり、チャンスをモノにできなかったりするところは課題ですが、フィジカル面で互角以上に戦えていたので、あとはその課題を解決するだけだと思います。

――釜石シーウェイブスRFC戦が今季初出場でしたが、由良選手にとって今季はどんな位置付けで臨んだシーズンでしたか?

最初の3試合で試合に出られず、徳野洋一ヘッドコーチからも自分に足りないところも明確に伝えてもらっていたので、そこをしっかりやることを意識しました。ノンメンバー主体の練習試合でアピールしてやろうと。チーム内にライバルはたくさんいますし、自分が試合に出るために、チームが勝つために、何ができるかを考えながらやっていました。

――由良選手は試合中にも大きな声でチームを鼓舞したり、練習でも積極的に声を出したりしていました。そんな由良選手からみて、今季のチームの雰囲気はいかがでしたか?

練習からチーム内で競争があって、全員がエナジーをもって練習に取り組んでいたので、そういうところは良かったと思います。ユニットでのアタック・ディフェンスの中で、自分は絶対に手を抜きません。人って精神的にも肉体的にも疲れている状態はあると思いますが、それでも絶対に手を抜いている姿を見せない。そのようにやっていたかなと思います。言葉でチームを動かすのは僕にはできないので、行動で示す感じですね。

――来季のシャトルズはどんな風になっていると思いますか?

もちろんディビジョン1に昇格することが目標です。来季のディビジョン2はチームも大きく変わる中で、より厳しくなると思います。今季のままの姿では勝てないと思うので、オフシーズンを挟んで、来季の開幕までにどれだけ個人が成長できるかがカギになってくるはずです。今季は結果が出ていなくても、それまでのプロセスはすごく良かったと思います。それを組織としてどう発揮するかだと思うので、それが発揮できれば目標達成できると信じています。

――由良選手自身がオフシーズンの間に成長させていきたい部分はどこでしょう?

身体をもう一回り大きくしたいですね。ブレイクダウンのところをプレシーズン含めて進化させて開幕を迎えたいです。

【インタビュー 斎藤弦】