豊田自動織機

JURI REPORT

 
1999年4月5日(日) 対トヨタ自動車戦 結果
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
TOTAL
豊田自動織機
0
0
0
0
0
2
2
       
4
トヨタ自動車
0
0
0
0
0
0
0
       
1

開幕戦4-0でトヨタに圧勝

織機  高山 - デビー
トヨタ 村上、リサ、甲元 - 西村

Photo1 of vs toyota Photo2 of vs toyota
3打数3安打2打点と絶好調のデビー選手
2安打完封勝利を飾った高山投手

日本リーグ開幕初戦は、デビュー戦ながら堂々とした高山投手の完投とデビー捕手を始め、打撃陣のタイムリーな攻撃で見事な勝利を飾りました。

試合経過は、5回まで、両者得点を許さず、0対0。6回の表、しびれを切らせたトヨタはリサを登板。リサの登板で俄然燃え始める当社の打撃陣。試合の流れは一気にここから変わります。
打順は、ラストバッターの千葉からスタート。千葉は、フォアボールで出塁し、盗塁を成功させて2塁へ。その後、ルーキー吉澤がピッチャーゴロを放ち、リサの1塁へ投げたボールが悪送球で、千葉が3塁、吉澤1塁へ。

次に、ミッシェルのフォアボールでランナー満塁に。絶好のチャンスを迎え、バッターはデビー・シュナイダー。デビーはこれまで2打席でレフト前、ライト前の2安打を放ち、のりにのっています。皆の期待を一身に受け、デビーは、見せてくれました。3塁線を破るタイムリー2ベースヒットをパワフルに放ち、2点先制。来日以来、74イニング無失点だったリサから見事、2点を奪いました。
その時、デビーは、2塁ベースの上にうずくまり、両手で顔をおおって、自分の成し遂げた仕事の大きさを噛みしめていました。その後、笑顔でガッツポーズを繰り返し観客に応えます。 試合開始直前、デビーはベンチでしみじみと語っていました。「私、これで何回目かな。何回こういうことをやってるのかなーと思って。」と。日本にきて8年目を迎えるデビーは、今年の開幕を感慨深い思いで迎え、見事な活躍を果たしたくれました。 (デビー ステキ!!)

その後、勢いに乗った織機チームは、最終回の攻撃で、ルーキー小林が初打席初安打で出塁。続くルーキー小笠原が送りバントを成功させて、代走三浦が2塁へ、そしてキャッチャーミスで3塁へ。前川がフォアボールで1塁へ出たところ、千葉が3塁線を抜くヒットを放ち、1点追加し、3対0。 サードエラーで、またもや満塁のチャンスを迎えます。バッターはルーキー吉澤。日本代表Jr.経験を持つ吉澤は、きれいなセンター前ヒットを放ち、4点目を追加。後はもう、すばらしい高山投手のピッチングで、相手チームを翻弄し、4対0の圧勝におわりました。