スタート直後から、5000m日本記録保持者の福士選手(ワコール)、10000m日本記録保持者の渋井選手(三井住友海上)、今期好調の赤羽選手(ホクレン)に、1500m日本記録保持者小林ら実力者が先頭集団を形成し、ややスローペースで前半のレースが展開された。
残り3周で福士選手がスパートしたが、小林らも素早く対応し、4名での勝負は終盤にもつれ込んだ。
小林は、ラスト500mからスパート。いち早く集団から抜け出し、持ち前のスピードで後続との差を広げ、逃げ切った。
新谷は、前半は集団中程の好位置でレースを進めたが、後半のペースアップに対応できず、徐々に順位を下げ16位でのゴールとなった。
日本陸上選手権初出場の宮崎は、冷静にマイペースでレースを進めたが、自己記録には届かず、17位でのゴールとなった。 |