10月中旬から、駅伝シーズンに向けての強化のため、アメリカニューメキシコ州のアルバカーキに来ています。
アルバカーキは高地で乾燥した気候が特徴の町ですが、今年は例年になく、雨天が多いため、練習場所のクロカンコースにも緑が多く見られ、景色が少し様変わりしています。
合宿は、強度の高いポイント練習と疲労回復のためのジョッグが組み合わされて練習メニューが組まれていますが、序盤のポイント練習日は強い雨に見舞われ、悪条件での練習となりました。
この合宿練習での頑張りが、12月の全日本実業団対抗女子駅伝のメンバー選考に大きく影響することもあり、1回1回のポイント練習での選手の緊張感や集中力は、今までとはまた違ったものがあります。悪条件の中でも、それぞれが集中を切らすことなく、密度の濃い練習を行なう事ができています。このような練習が、冬の仙台という厳しい環境でのレースでも活かされるものと思います。全体的に昨年より強度が高い練習であるにも関わらず、大きく集団から離れる選手はなく、各選手のレベルアップとチームの底上げが感じられます。
合宿中に新人の山本選手が19歳の誕生日を迎えました。お肉が大好物な山本選手のリクエストメニューとして、バースデーケーキ代わりのバースデーチキンが用意されました。みんなに見守られながらワイルドにチキンにかぶりつく姿は、とても幸せそうでした。
10月下旬のアルバカーキはハロウィンシーズン真っただ中です。町のあちらこちらに大きくてカラフルな形のカボチャが山積みになっている光景や、1週間以上前から親子でスーパーマンに仮装しているような愉快な人々を目にします。緊張感溢れる練習から一転して、私達も仮装にチャレンジしました。練習の都合により、本番より1日早い10月30日のフライングハロウィンパーティーでしたが、思い思いのコスチュームに身を包み、つかの間の息抜きを楽しみました。これでチームワークも深まり、駅伝のチーム目標達成に向けて、練習に励んでいきます!
【マネージャー鈴木悠梨】