豊田自動織機

阿蘇合宿レポート

 3月中旬から、阿蘇合宿がスタートしました。出発前日には、沼田選手の名古屋ウィメンズ初マラソンをチーム全員で応援しました。普段は一見クールな沼田選手ですが、キャプテンとして、いつも自分の戦う姿でチームを盛り上げてくれます。同じチームメイトの世界への挑戦を間近で見て、自分も将来絶対走る、まだまだ今の自分にもできることがあると刺激された選手も多く、応援した選手にも沢山の収穫があるレースだったと思います。

 阿蘇は、朝は0℃近い日もありますが、日中は暖かく、今回は天気にも恵まれました。クロスカントリーコースでのポイント練習では、本数が多いにも関わらず、横江選手が最後まで粘りある強さを見せました。新人の島田選手は、本数が少ないですが、その分、積極的にくらいついていました。前田選手も、当初より余裕を持って行なう事ができ、早くも慣れない練習メニューへ適応してきた感じがありました。

 トラック練習では、運良く「うまかなよかなスタジアム」が貸し切り状態で使用できました。インターバル練習をペースメークなしで選手同士、先頭を代わる代わる行いました。1度は先頭で走るという緊張感と責任感の中、最後は競り合いながら、質の高い練習となりました。4月の始めには、同じスタジアムで「金栗記念選抜」が開催されます。このレースに出場予定の選手にとっては、特にレースをイメージすることができた良い機会だったと思います。

 ゴルフ場の起伏を使ったファルトレクでは、スタッフがかけた声に反応して全員が横並びにスタートし、気持ちで負けないという姿勢を見せました。一度は籔下選手が先頭で抜け出しましたが、その後ラストで横江選手が抜き返すといった争いもありました。

 4月2日に行なわれる金栗記念大会には、林田・山本・島田・アン選手の4名が出場予定です。調子が上がっている選手が多く、特に林田選手は日本選手権の標準タイムクリアの可能性もあります。熱い応援、宜しくお願い致します。

                               【マネージャー鈴木悠梨】




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