豊田自動織機

再出場(リエントリー)

野球では試合中ベンチへ退いたら、二度とその試合に出ることはできませんが、ソフトボールの場合、先発登録された選手は、一旦交代してベンチへ退いても一度だけ試合に再出場することができます。ただしこの場合、自分の元の打順を受け継いだ選手と交代することが条件となります。違反するとその選手と監督は退場になります。

打ち合わせ

監督がタイムを要求して、打ち合わせを行うことができます。守備側は1回から7回までの間に三度、延長8回以降は1イニング中一度の打ち合わせが認められます。四度行うと、投手は交代しなければならず、この試合に再び投手として登板することはできません。一方、攻撃側の打ち合わせは1イニング中一度に限りできます。二度行うと監督が退場となります。

離塁

野球では、ピッチャーにプレッシャーを与えるためや2塁ベースに少しでも早く到着するためにリードを取りますが、ソフトボールでは、ボールが投手の手から離れるまで、走者は塁を離れることができません。

選手の登録

選手の登録に関しては、監督は30番、コーチは31番・32番、主将は10番、残りの選手は1番~99番とします。

タイブレーカー

野球が9回で行われるのに対し、ソフトボールは7回で勝負を争います。7回終了時に同点の場合は、タイブレーカーといって8回から勝負が決まるまで続けます。8回の表からは、前回最後に打撃を完了した選手を2塁走者とし、無死2塁の状況を設定して、 打者は前回から引き続く打順のプレイヤーが打席に入ります。

コールドゲーム

5回以降、降雨などの天候の悪化、または日没、その他火事などの不慮の事故などにより試合続行不可能な場合、球審によってコールドゲームとされ、その時点で試合は終了となります。この場合、5回あるいはそれ以上のイニングを終了しているか、後攻のチームが先攻チームより、5回あるいはそれ以上の回に多くの得点をした場合には正式試合と見なされます。また、大会規定にそって、5回以降10点以上の差がついた場合は、得点差コールドゲームを採用することができます。

ダブルベース

ソフトボールの試合では、一塁ベース上における打者走者と一塁手の交錯を防ぐため、ダブルベースが採用されます。ベースは白色とオレンジ色に分けられた一体構成になっており、オレンジ色の部分はファール地域に設定されます。守備側のプレイヤーは白色ベースを使用し、打者走者が最初に1塁に触れるときは、オレンジベースに触塁しなければなりません。一塁を走り抜けた後は、白色ベースに帰塁します。