豊田自動織機

JURI REPORT

 
1999年9月12日(日) 対日立高崎戦 結果
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
TOTAL
日立高崎
0
0
0
0
0
0
0
       
0
豊田自動織機
0
0
0
0
0
0
1
       
1

首位高崎にサヨナラ勝ち!

日立高崎 前田 − 山田
織 機  高山 - デビー

Photo1 of vs takasaki
Photo2 of vs takasaki
 
サヨナラのホームインに狂喜乱舞する選手たち

9月12日(土)、愛知県の豊橋市民球場で日本女子ソフトボールリーグ第7節2日目の試合、対日立高崎戦が行われました。

初回、先発高山はいきなりライト前に運ばれ、2番打者に簡単に送りバントをされピンチを作るが、3番を三振、4番をサードゴロと打ち取りピンチをまぬがれた。
しかし、4回表1アウト、エラーからピンチを作ってしまう。
3番打者にファール、ファールと10球も粘られ、11球目にサードへ打球が飛んでいったが、その打球は運が悪く、サード瀧澤のグラブの中でボールが遊び1塁にランナーを許してしまった。
そして、4・5番と続けてレフト前に運ばれ1アウト満塁と、最大のピンチを向えてしまう。
そんなピンチも強気のピッチングで、センターフライとサードフライに打ち取り、またまたピンチをまぬがれた。
織機打線は、なんとか塁には出るものの、高崎のサウスポーピッチャーに3塁ベースを踏ませてもらえず、そのまま最終回を向えてしまった。
7回の先頭打者はデビー。そのデビーは四球を選びサヨナラのランナーとなった。
デビーは小林の1球目に盗塁をし、チャンスを作った。
しかし、小林は左投手特有の外に逃げる球に手が出ず、見逃しの三振に打ち取られ1アウト2塁となる。
ここで、岡本の代わりに代打溝部が起用された。
溝部は初球から強気に攻撃し、2ストライクに追い込まれながらもライトへ打ち返した。
その打球で2塁ランナーのデビーはタッチアップをし、3塁へ走った。ライトは3塁に送球をしてきたが、ボールはサードのグラブを弾きファールグランドの方へ転々と転がっていった。
デビーは無我夢中でホームに帰ってきて、サヨナラで試合が終了した。


<試合後・・・>

デビーはホームを踏んだ後、ベンチの方へすごい勢いで走ってきた。
勢いは止まらず、私の横を通り過ぎ、ベンチを越えてファンの方々に「勝った」という喜びを体全体で表していた。
感動だ・・・・・

後半戦の4試合は、1試合1試合活躍した選手が違い、それぞれが自分の役割を果たした「全員ソフト」での4連勝だと思う。
この良い雰囲気で次からも頑張りたいと思う。