蒸し暑く、厳しいコンディションの中でスタートしたレースを、新谷が積極的に引っ張り、序盤から先頭集団は4名に絞られた。 13キロ付近では大会記録を上回るハイペースなレース展開となり、20km付近で2名が脱落、佐伯選手と新谷の一騎打ちとなったが、28キロ付近で佐伯選手がペースアップ。新谷はついていけず、徐々に離され、35km付近では約1分20秒差まで広がった。 しかし、新谷はその後、粘り強い走りで佐伯選手との差を縮め、29秒差の2時間32分19秒、2位でゴールした。