レース前半は、北京オリンピックマラソン代表の中村選手(天満屋)や、既に09年世界陸上マラソン代表が内定している赤羽選手(ホクレン)、オープン参加の外国人選手が先頭で集団を引っ張った。小林選手と新谷選手は集団の中程で、永田選手は後方でレースを進める。
2500mを過ぎた辺りから、小林選手は徐々に前に出る。残り1400mで、ロングスパートをした中村選手に反応した小林選手は、先頭集団7名の中でレースを進める。ラスト1周のスパートで先頭集団は4名に絞り込まれ、最後の直線勝負となったが、故障明けの小林選手にいつものラストスパートは見られず3位でのゴールとなった。
新谷選手は、2800m付近より、第1集団から離れてしまう。その後も、必死に前の集団を追うものの、力及ばず12位でゴールをした。
永田選手は、日本選手権の初参加に関わらず、最後まで粘りある走りで17位と検討した。 |