豊田自動織機

あと、もお一歩ところまでいき、いい試合をした近鉄戦から約一ヶ月の調整期間をおいて、 　織機ラグビー部が神戸製鋼相手にどんな試合をするのか楽しみなゲーム前でした。
神戸製鋼は、前の２戦とも本調子でなく、さらに、日本代表メンバーなどが、ケガで出場出来ずメンバーがベストメンバーではないようです。
キックオフ最初から積極的に攻める織機ラグビー部。今日は調子が良さそう。 １８分に神戸ゴール前のラックから ＳＨ後藤→ＳＯトニー→Ｎｏ８マーク→ＦＬ一本杉とつないで、先制のトライ。ゴールも決まって７−０。 神戸もラインアウトからモールを押し込みトライ。 織機もボールをつなぎ、ＳＨ後藤がラックサイドにもぐって逆転と、一進一退を両チーム繰り返し、前半が終わって１２−１４と神戸製鋼がわずかにリードで折り返しました。
この試合、どうなるので、あろうと観客が見守る中、後半が開始。
開始１分、６分、１８分と神戸製鋼がラインアウトからモールで押し込みトライして、１２−３１となり、勝負あり。
その後は、神戸製鋼がバックス、フォワード一体となって展開して、つぎつぎとディフェンスが破られてトライ。ＳＯトニーがパントキックを上げて自らインゴールで押さえてトライをしましたが、後半９トライ５７点取られ大敗となってしまいました。７１点取られたのは、関西社会人Ａリーグに入って初めてではないだろうか。
神戸製鋼は、後半、明らかに戦法は変えて、フォワードでしっかりとしたモールを組み、織機の弱点を突いてきていた。あまりの巧さに、選手たちもどうしていいかわからずにパニックに陥ってしまったのではないだろうか。
相手の弱点を試合の中で、見抜き、戦法を変えることのできる神戸製鋼の強さを見せられてラグビーの難しさ奥深さを思い知らされたようです。
前半に見せた織機のラグビーをどうやって８０分間戦っていくかを考えて、後半戦の試合に臨んで、さらにステップアップを期待します。