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神戸製鋼に続きヤマハにも敗れ、4戦全敗となってしまいました。 2試合で、合計136点の失点に対し、得点は33点。力の差は歴然としていると言わざるをえない結果です。 内容を振り返ると、神戸製鋼戦では、好ディフェンスで前半は互角の戦いに 持ち込んだものの、戦法を変えてきた後半は モールを中心とした攻めになすすべも無くゴールラインを割られてしまいました。 この反省をもとに、ヤマハ戦では相手のモールに対するディフェンス対策をして 臨みましたが、やはり力の差があって完敗に終わりました。 ディフェンスにおいては組織力とやる気である程度カバーできる部分もありますが、 個人個人のコンタクト力の差は、小手先ではごまかしきれない部分があり、 それが勝敗に直結してしまいます。 加えて、ラインアウトとスクラムでもプレッシャーをかけられ、 安定したボールを確保できないことがミスを誘いゲーム全体に悪影響を及ぼしており、 ラグビーで最も基本的な部分において、残念ながら上位チームとの差は まだまだあるのが現実です。 これらは、一日二日練習しただけでは向上できるものではなく、 日々の練習の中で地道にコツコツと積み上げていき、チーム全体としての 成熟がなければ上達しないものです。 思えば5年前の神戸製鋼とのAリーグでの初対戦ではトライすら取れなかったのですから、 織機も着実に進歩してきたはずです。 「練習でできないことは試合でもできない」という事を選手一人一人が自覚と責任を持って 実践していかなければいけません。 これからシーズン終盤戦に入ってお互い負けられない厳しい勝負が続きますが、 今までの4試合で出た反省点を生かして、元気を出して精一杯戦いますので、 応援をどうぞよろしくお願いします。
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