豊田自動織機

 


豊田自動織機
近 鉄
1st
2nd

T G PG DG
1 0 2 0
3 2 0 0
 
T G PG DG
2 0 3 0
1 1 2 0
1st
2nd

9月21日(土)、名古屋・瑞穂ラグビー場にて関西社会人ラグビーAリーグ第2戦が行われ、近鉄に30−32で惜しくも敗れました。

前半は、両チームとも激しい攻防を展開しますが、近鉄が確実に得点し、11−19で終了。
後半は、織機が怒とうの攻めに転じ、28分、ついに23−22と逆転。その後は点の取り合いとなり、選手、応援の人々とも一丸となって戦いましたが、力及ばず、2点差で敗れました。

皆様の温かいご声援、ありがとうございました。



(前半) 近 鉄 04分

敵陣ゴール前30m右スミラックより(9)が右サイドをつき、そのまま右中間にトライ(10)ゴール不成功

00-05
織 機 06分

敵陣22mライン付近左中間ラックより右へ展開(9)→(10)→(14)→(15)と渡り、右スミにトライ(9)ゴール不成功

05-05
近 鉄 17分

敵陣ゴール前25m左中間ラックより(4)が左サイドをつき(11)→(9)と渡り、左中間にトライ(10)ゴール不成功

05-10
織 機 27分 敵陣ゴール前15m中央より(9)ペナルティーゴール成功 08-10
織 機 34分 敵陣ゴール前25m右中間より(9)ペナルティーゴール成功 11-10
近 鉄 36分 敵陣ゴール前25m中央より(10)ペナルティーゴール成功 11-13
近 鉄 38分 敵陣ゴール前30m左中間より(10)ペナルティーゴール成功 11-16
近 鉄 39分 敵陣ゴール前25m左スミより(10)ペナルティーゴール成功 11-19
(後半) 近 鉄 06分 敵陣ゴール前25m左中間より(10)ペナルティーゴール成功 11-22
織 機 10分 敵陣ゴール前10m左スミラックより右へ大きく展開、(20)→(10)→(14)→(12)→(15)と渡り、 右スミにトライ (20)ゴール不成功 16-22
織 機 28分 敵陣10mライン付近左中間ラックより(20)がサイドをつき(5)→(7)→(10)→(20)と渡り中央にトライ
(20)ゴール成功
23-22
近 鉄 33分 敵陣ゴール前10m左中間モールより(15)が左サイドをつき、そのまま左スミにトライ
(10)ゴール成功
23-29
織 機 38分 敵陣ゴール前で相手チームの再三の反則によりペナルティートライ
(20)ゴール成功
30-29
近 鉄 39分 敵陣10mライン中央より(10)ペナルティーゴール成功 30-32

 
もう一歩のところで歴史的な勝利を逃してしまいましたが、トライ数では上回っていることから、選手には自信を持って欲しいと思います。
ただし、ボールの支配、継続回数で圧倒した割には得点が少ないので、取れるところでは、ペナルティゴールででも得点するくらいの、冷静な判断も必要でした。

内容を振り返ると、ラインアウトはほぼ獲得できましたが、要所要所のスクラムとコンタクトの場面でプレッシャーを受けてミスが出てしまったのが力の差がある部分。また、前半の終盤に反則を立て続けに犯してしまい5分間で3本、9点を易々と与えたことと、ロスタイムに入り逆転した直後にも反則を取られたのは、チームとしての接戦での経験不足と集中力の差が出ました。それでも、試合を通して果敢に攻め続けた姿勢と、それによって近鉄からペナルティトライを奪ったことは自信を持ってよい事です。ボールの継続回数は格段に進歩したので、それをどうやってトライに繋げるかが今後の課題です。

上位チームとの差はほんのわずかだと選手も実感できたはずなので、細かなところの精度を上げれば、さらにレベルアップできます。
この試合を教訓に、自信を持って次の神戸製鋼戦にのぞみたいと思います。


(コーチ 川上 健司 )


 
観戦記

開始から積極的に展開をしていくが、攻めてはミスがでて、逆襲され、いつのまにかトライをとられ、5−10とトライの応酬で前半は始まった。
20分過ぎより織機のペースとなり、ペナルティーキックにより11−10と一時は逆転したが、自陣で反則が多く、ペナルティーキック3本を決められ前半11−19で折り返しをした。今日の織機は、積極的に展開して押しているが、ミスがあり、点が取れていない。
後半10分、28分と展開によりFB細野、SH後藤がトライを決め、23−22と逆転。近鉄もFBラヤシがサイドをついてトライをするが、織機も近鉄ゴール前で何度も攻め、ついに、近鉄の何度も犯す反則によりゴール中央に認定トライ。ゴールも決まり、30−29。時計は40分を回り、あとは、ロスタイムのみ。しかし、まだ、レフェリーの笛はならず、キックオフが開始させ、織機も自陣よりバックスへ展開してつぶされたところで、反則。
40mあるペナルティーキックを近鉄スタンドオフが決め30−32。再度、キックオフをして、今度は近鉄が反則をして織機のペナルーティーキック。
距離は、40m以上で、タッチライン10mあたりの難しい地点。キックされたボールは、ゴールポストへまっすぐ飛んでいくが、ゴールポスト手前で失速してわずかのところで、無常にもノーゴール。そのまま、ノーサイドの笛。
選手も織機応援団も、そのままガックリ。観客席からは、激闘をおこなった両チームに大きな拍手が送られた。
試合を押しつづけてゲームには勝っていた織機であったが、勝負に負けた試合であった。
この、近鉄戦といい、トヨタ戦といい、相手チームは、勝つ試合を臨んできていたようであった。織機もトライが取れるチームに変わってきているが、なんとしてもやはり、勝利を期待したい。
トヨタもワールドに負けた。次回の神戸製鋼に勝つために、がんばれ織機ラグビー部。