豊田自動織機

4月5日 金栗記念選抜陸上中長距離大会

 
第17回 '08金栗記念選抜陸上中長距離大会 結果
小林 祐梨子 選手 5000m 1位 15分07秒37
4月5日に熊本県で行われた『金栗記念大会』の5000mに小林 祐梨子選手が出場し、北京オリンピック出場A標準記録(※)を突破する【15分07秒37】で優勝しました。

◆レース結果 2組によるタイムレース
スタート時間:18:05 天候:曇り
順位 氏名 所属 タイム 備考
1 小林 祐梨子 豊田自動織機 15分 07秒 37 自己ベスト更新
2 オンゴリ フィレス モラー ホクレン 15分 10秒 64 '07年世界選手権10000m8位入賞
3 ワンジョイ メリー ワンガリ 立命館APU大 15分 13秒 09  
4 キラグ パウリン ワルグル 九電工 15分 29秒 82  
5 ワオセラ ワイリム 豊川高校 15分 31秒 43  
6 大南 博美 トヨタ車体 15分 42秒 75  
7 小﨑 まり ノーリツ 15分 51秒 57  
8 M.ジェリー ミリアム 立命館APU大 15分 51秒 69  

日本記録 14分53秒22(福士加代子/ワコール '05)
大会記録  15分04秒09(鐘 煥女弟/ニコニコドー '94)

前半の小林は、昨年世界陸上10000mで8位入賞したフィレス選手(ホクレン)を中心とした、外国人選手が形成する先頭集団につき、積極的なレース展開をする。
2800m過ぎで集団のペースが落ちると小林は一気に先頭にたち、ハイペースを維持したまま徐々に後続を引離し,自己ベストを大幅に上回るタイムの【1位】でゴールをした。
また、このタイムは8月に北京で開催される『オリンピック』種目5000m出場条件の一つとなる「オリンピック参加A標準記録」(※)を上回り、オリンピック出場へ大きく近づいた。
(※) オリンピックへの参加条件の基準となるタイム。
種目ごとにA、Bの2つの参加標準記録が定められている。
各種目の参加限度は各国最大3名まで。日本代表はA標準記録突破者を優先に日本選手権上位入賞者から選出される。
         
  女子5000mの場合 A標準は15分09秒00 <現在突破者>  福士加代子(ワコール)
        小林祐梨子
    B標準は15分24秒00 <現在突破者> 杉原加代(パナソニック)
        中村有梨香(天満屋)マラソン代表
        赤羽有紀子(ホクレン)

ラスト1周を力走する小林(右側) ゴール後、「とってもうれしい!!」と目を潤ませながら、満面の笑みでコメントをする小林。
ラスト1周を力走する小林(右側) ゴール後、「とってもうれしい!!」と目を潤ませながら、満面の笑みでコメントをする小林。