12月11日(日)近鉄花園ラグビー場にてトップウェストAリーグ第7戦が行われ、近鉄ライナーズに24-29で敗れました。
開始から15分の間に、近鉄ライナーズの外国人選手を中心とした攻撃に2トライ・2ゴール・1ペナルティーキックを許し0−17。織機も36分にSH後藤がペナルティーキックを決め反撃を試みますが、相手の勢いを止める事ができずまたも38分にトライを許してしまい、前半を3−22で折り返します。
ハーフタイムでコーチから、『焦らないで1年間やってきた自分達のラグビーを忘れるな』と激がとび、今までのことを思い出し選手は後半戦に向かいます。
その思いが、後半2分ラインアウトからLO石川→HO棚原とつなぎトライを決めると、前半の織機とは見違えるほど勢いがでて、近鉄ライナーズにボールを支配させることなく攻め続けます。そして21分ラックからSOモナハン→FL有田→WTB赤石とつなぎトライ、そして33分にはゴール前ペナルティーからLO石川が縦突破して連続トライを奪い24−22と一気に逆転します。
逆転し、残り時間インジャリータイムも含め約10分弱、織機はもう1トライ取るために果敢に攻めます。幾度かトライラインまであと1mの所までボールを運びますが、近鉄ライナーズの防御に阻まれてしまいます。約10分間近鉄ライナーズゴール前での攻防が続きましたが、トライを取りきれず、逆に近鉄ライナーズにボールを奪われ100m独走トライを許し、24−29で逆転負けを喫しました。
負けた時点で織機の3位が確定し、チャレンジマッチに出場することができず、今シーズンのすべての試合が終了しました。今シーズンを振り返ると、5節のホンダヒート戦に負けたことが今シーズンのすべてだと思います。
どのチームも勝ちたい、昇格したいと言う気持ちは当然持っています。織機の甘さが浮き彫りに出たシーズンであったように思えます。
来季はチーム全員で、このシーズンの成績を忘れずに、技術の向上はもちろん、必死さ、ひたむきさ、貪欲さ、厳しさなど精神的な部分でも成長し、トップリーグ昇格へチャレンジする事が必要です。
来季こそ応援してくださる皆様と一緒に嬉し泣きができるように、精一杯、頑張ります。
今シーズンの皆様のあたたかいご声援、ありがとうございました。
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