豊田自動織機

 


豊田自動織機
近鉄ライナーズ
14
3
1st
22 7
21
2nd
21 7
24
29

T G PG DG
0 0 1 0
3 3 0 0
 
T G PG DG
3 2 1 0
1 1 0 0
1st
2nd

12月11日(日)近鉄花園ラグビー場にてトップウェストAリーグ第7戦が行われ、近鉄ライナーズに24-29で敗れました。

 開始から15分の間に、近鉄ライナーズの外国人選手を中心とした攻撃に2トライ・2ゴール・1ペナルティーキックを許し0−17。織機も36分にSH後藤がペナルティーキックを決め反撃を試みますが、相手の勢いを止める事ができずまたも38分にトライを許してしまい、前半を3−22で折り返します。

 ハーフタイムでコーチから、『焦らないで1年間やってきた自分達のラグビーを忘れるな』と激がとび、今までのことを思い出し選手は後半戦に向かいます。
 その思いが、後半2分ラインアウトからLO石川→HO棚原とつなぎトライを決めると、前半の織機とは見違えるほど勢いがでて、近鉄ライナーズにボールを支配させることなく攻め続けます。そして21分ラックからSOモナハン→FL有田→WTB赤石とつなぎトライ、そして33分にはゴール前ペナルティーからLO石川が縦突破して連続トライを奪い24−22と一気に逆転します。
 
 逆転し、残り時間インジャリータイムも含め約10分弱、織機はもう1トライ取るために果敢に攻めます。幾度かトライラインまであと1mの所までボールを運びますが、近鉄ライナーズの防御に阻まれてしまいます。約10分間近鉄ライナーズゴール前での攻防が続きましたが、トライを取りきれず、逆に近鉄ライナーズにボールを奪われ100m独走トライを許し、24−29で逆転負けを喫しました。

 負けた時点で織機の3位が確定し、チャレンジマッチに出場することができず、今シーズンのすべての試合が終了しました。今シーズンを振り返ると、5節のホンダヒート戦に負けたことが今シーズンのすべてだと思います。
どのチームも勝ちたい、昇格したいと言う気持ちは当然持っています。織機の甘さが浮き彫りに出たシーズンであったように思えます。

 来季はチーム全員で、このシーズンの成績を忘れずに、技術の向上はもちろん、必死さ、ひたむきさ、貪欲さ、厳しさなど精神的な部分でも成長し、トップリーグ昇格へチャレンジする事が必要です。
来季こそ応援してくださる皆様と一緒に嬉し泣きができるように、精一杯、頑張ります。

今シーズンの皆様のあたたかいご声援、ありがとうございました。


棚原選手の技あり一本!
試合の流れを変えるトライ
トップリーグへの夢を託す、石川選手、逆転のトライ!

(前半) 近 鉄
2分
自陣10m左隅相手キックをカウンターアタック、(11)→(15)→(14)→(13)とつなぎトライ (10)ゴール成功 00-07
近 鉄
13分
敵陣22m左中間より、(10)ペナルティーゴール成功 10-10
近 鉄
11分
敵陣ゴール前ラックより右に展開、(14)につなぎそのままトライ (10)ゴール成功 10-17
織 機
36分
敵陣40m中央より、(9)後藤ペナルティーゴール成功 13-17
近 鉄
38分
敵陣ゴール前20m付近よりラックを形成、(5)サイドを突きトライ (10)ゴール不成功 13-22
(後半) 織 機
3分
敵陣ゴール前ラインアウトから前ピールをし、(2)棚原が右隅にトライ (9)後藤ゴール成功 10-22
織 機
21分
敵陣22m右中間ラックから左へ展開、(10)モナハン→(19)有田→(14)赤石とつなぎトライ (9)後藤ゴール成功 17-22
織 機
33分
敵陣ゴール前5m左中間ペナルティーキックから速攻攻撃、(4)石川が突進しそのままトライ (9)後藤ゴール成功 24-22
近 鉄
41分
自陣ゴール前中央ラックより左へ展開、(2)→(22)→(9)→(11)とつなぎトライ (10)ゴール成功 24-29